エンジェル投資向上委員会でタグ「iPhone」が付けられているもの

NTTドコモauKDDI)、ソフトバンクモバイルが新製品を発表し、08年のケータイ夏モデルが出揃った。夏商戦で携帯電話メーカー各社は機能やデザインで工夫をこらした端末投入でシェア拡大を狙う。一方、米アップルの「iPhoneアイフォーン)」が今夏に日本に上陸。市場での競争が激化しそうだ。国内の主要携帯メーカーは08年夏商戦をどんな戦略で臨むのか。


ワンセグで攻めるパナソニックモバイル

「全機種にワンセグを搭載して展開する」――08年夏モデルの商品説明会でパナソニックモバイル コミュニケーションズPMC)の瀧川裕・商品グループ統括参事はこう強調した。PMCでは自社の調査から「ワンセグ対応」が購入理由で増加していることに注目。夏商戦では供給先のドコモソフトバンクを通じワンセグ端末で攻勢をかける。

中心は松下電器産業の薄型テレビ「VIERAビエラ)」の名を冠したワンセグ端末VIERAケータイ」。ドコモソフトバンクに供給する。夏モデルは第2弾で、アンテナを外付けから高感度の内蔵型アンテナに変更。ヒンジ部分を改良し、ドコモ向けでは前モデルより1.1mm薄型化した。

ワンセグ機能では、毎秒15コマの映像に補完し、30コマにすることで映像をなめらかに表示する機能を搭載。高コントラスト機能も採用し高画質を追求した。待ち受け画面も端末を横に開いた時に同じく横で表示するようインターフェイスを作り込んでいる。

PMCではバリエーション展開にも力を入れる。ドコモ向けには厚さが9.8mmの「P706iμ」、文字の拡大表示やメニュー画面、騒音レベルに合わせた通話の音補正機能などとシンプルなフォルムを採用して、「使いやすさ」「デザイン」を両立した端末「P706ie」を投入する。

ソフトバンク向けには初の防水端末「823P」、背面パネルに鏡面加工を施した端末「MIRRORII 824P」を供給。「MIRROR」ではワンセグ受信機能、3.5GサービスのHSDPA対応などの機能を追加した。

「08年夏の商品では松下が得意とするAV分野の技術を生かし、『ワンセグ』というユーザーの要望を満たす端末を揃えた。さらなるシェアの拡大につなげていきたい」と、瀧川統括参事は意気込む。


●「ラインアップ」と「デザイン」でユーザー獲得を図るNEC

NECは「ラインアップの拡充」「デザイン」の二本柱で展開する。「ラインアップの拡充」では主軸のドコモ向け端末に加え、供給を再開したソフトバンク向けの機種を加えた8機種を08年度上期に投入。下期も上期と同程度の端末を供給し、08年度は700万台の出荷を見込む。

「デザイン」の目玉は、女性ユーザーを狙い、ブランドや雑誌とのコラボレーションした端末。ドコモ向けでバックブランドのサマンサタバサと組んだ「N906iμ」、家具・雑貨ブランドのフランフランとコラボした「N706i」、ソフトバンク向けはファッション雑誌「GLAMOUROUS」が監修した「821N GLA」を揃えた。

「今やワンセグは当たり前。これからは機能はもちろん、ユーザー1人ひとりに合った端末が重要になる。当社ではさまざまなブランドとコラボすることで、デザインからパーソナライズ(私だけの端末)を実現していく」と山崎耕司・モバイルターミナル事業本部長は説明する。

さらに今後、重要視しているのが固定網と携帯の両方を利用できる端末だ。夏モデルでドコモの無線LANを使った携帯向けブロードバンドサービス「ホームU」の対応端末「N906iL onefone」を供給。PCメーカーという側面も生かし、自社の家庭用サーバー「Luiルイ)」と連携した固定・携帯網が利用できる端末開発も視野に入れる。

NECでは、こうした戦略で11年には1000万台の出荷を目指す。大武章人専務は「今回の事業戦略でシェアトップを獲得し、“Nのケータイ”の復活を遂げたい。NECはその力を持っている」と力を込める。


●使いやすさを追求した端末でアピールするシャープ

高画質の液晶ディスプレイ技術を採用したケータイを展開、08年5月末にはワンセグ端末の累計出荷台数が1000万台を突破したシャープ。同社では新しいユーザーインターフェイスを採用した操作が簡易な端末をドコモソフトバンクauに供給し、ユーザー獲得を図る。

その代表例が「タッチパネル」と指でポインタを操作する「光タッチクルーザー」。いずれも使いやすさを追求して開発した技術だ。「タッチパネル」はドコモ向け端末「SH906i」に搭載した。ディスプレイ画面にワンセグやメール、カメラなどのサムネイルを表示。指でなぞるだけで、機能を起動・操作ができる。

光タッチクルーザー」は「SH906i」やソフトバンク向け「923SH」などに搭載。携帯電話のキー上部に設けられた光学式センサーに指を触れて動かせば、ディスプレイに表示したポインタをPCのマウスのように動かして端末を操作できる。

923SH」にはワンタッチで地図を見ることができる地図専用キーも配置。専用ボタン1つで起動し、ネット上のフリー百科事典「ウィキペディア」とも連動する辞書機能も搭載した。

「一言で使いやすいといってもいろいろとある。当社ではユーザーが直感的に触って使えることにこだわって端末を開発している」と長谷川祥典・常務通信システム事業本部長は強調する。


●携帯市場は2強とその他メーカーという構図が鮮明に

携帯電話市場では三菱電機が事業から撤退。三洋電機も携帯電話事業を京セラに売却し、淘汰・再編が始まった。「BCNランキング」で08年5月から過去1年間の携帯電話メーカーの販売台数シェアをみると、シャープPMCの2強が2ケタのシェアを確保しトップを争う一方、その他のメーカーは1ケタに留まるという構図が鮮明だ。

直近の5月ではPMCが1位を獲得。昨年からドコモに供給している「VIREAケータイ」が好調で、春にはソフトバンクにも供給先を拡大。08年1月以降は台数を増やし、5月には16.9%までシェアを伸ばした。シャープは20%前後のシェアで08年2月まではトップにいたが、3月以降は台数が減少。5月には15.9%までシェアが落ち込んだ。

常時ならば各メーカーが他社のシェアを奪おうとしのぎを削るのはもちろん、「撤退した三菱電機のユーザーをどう取り込んでいくのか」(山崎耕司・NECモバイルターミナル事業本部長)が08年夏商戦の焦点になっていただろう。しかし、今年の夏はそうもいかなくなった。なぜならば、米アップルの「iPhone 3G」という“黒船”が日本に上陸するからだ。


●“黒船”iPhoneの来襲で、08年の夏商戦はさらに競争激化の様相

iPhone 3G」は高速通信が可能な第3世代携帯電話に対応。日本ではソフトバンクモバイルが7月11日に発売する。タッチスクリーン方式3.5型ワイド液晶ディスプレイや200万画素のカメラ、GPS機能などを備える。携帯オーディオ「iPod」の流れをくむ端末ということで発売前から注目度も高い。

米国での価格は16GBのフラッシュメモリ搭載モデルが299ドル、8GB搭載モデルで199ドル。日本での価格は未定だが、ある国内携帯電話メーカーの担当者は「仮に米国と同じになれば5万円以上する国内メーカーの端末と比べて価格競争力が高い。発売時期も各社の夏モデルが出始める頃にぶつかるため、どれだけシェアを食われるか」と戦々恐々だ。

その一方「日本でそれほどシェアを獲得できるとは思えない」(山崎事業本部長)との声も。シャープの長谷川常務は「iPhoneには日本のケータイが搭載するワンセグ電子マネーなどの機能がない。また、日本にはメール文化があり、メールが使いやすいかが携帯を選ぶポイントになっている。日本のユーザーにとってiPhoneがどのくらい使いやすいかはわからない」と指摘する。

国内の端末メーカーは“黒船”のiPhone上陸を警戒しながらも「新しい端末ということで話題になり、市場が盛り上がる効果があるのではないか」(長谷川常務)と期待する。契約者数が1億人を突破し、市場が飽和しつつあると言われる携帯電話だが、08年夏のケータイ商戦は国内のみならず国外のプレーヤーも参加し、いつにも増して熱い戦いが繰り広げられそうだ。(BCN・米山淳)

*「BCNランキング」は、全国のパソコン専門店や家電量販店など24社・約2300店舗からPOSデータを日次で収集・集計しているPOSデータベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで119品目を対象としています。

(BCNより)

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MacBook Air.jpgLOOX UやらLet's note R7やらVaio type UといったU1kgモデルがパドック入りしていないことに一安心です。

さてこちらの表、米国でリリースされているマシンとの比較ですからあくまで参考例ですけど、どうですか皆サマ。ちなみにXPS M1330は日本でも発売中、Portege R500=dynabook SS RX1、TZ150NはTZ91Sシリーズと思われます。

スペックだけ見るとスタートダッシュは決められるものの、最終コーナーの手前でかるぅく差されそう。あとは愛嬌でどこまで脚を伸ばすことができるか、でしょうか。

とはいえ。その差を補ってなお魅力あると思うのですよ、MacBook Airは。カタチだけじゃなく、ね。

頻繁にメールやデータを確認するし、しなければならないビジネスマンだと、PC Watchのこの記事(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0116/hot526.htm)にヘッドバンギングしちゃうかも。

でも、誰もが常に誰かや何かとつながっていたいわけではないですよね。スタンドアローンで黙々と作業をするシーンが、身近なブロガーやライターやエディターやCG屋や音屋や映像編集屋にとっちゃ、キーボードとタッチパッドとモニタといったユーザーインターフェースも、次期主力戦闘機を選ぶ重要なポイント。

現行MacBookと同等のキーボードということは、余裕のあるキーレイアウトだということ。ごちゃっとしがちなWindowsモバイルよりもキーフィールは断然よいはず。マルチタッチなタッチパッドは使ってみないとわからないけど、iPod touchの操作感をかぶせるに脊髄反射的な操作ができそう。ワイドモニタも慣れてしまうと、もう後戻りできません。

その上でサイズとウェイトとバッテリー性能のバランスを加味するに、MacBook Airの商品競争力はあると考えましたが、どうですか皆サマ。僕はコイツを主にデスク上で使うけど時々持ってでかけるといったユーザーといったニッチ層を狙った機体と見ましたが、どうですか皆サマ。求むコメント! あなたのMacBook Air論、聞かせてくださいね。

Yahoo!ニュースより)

米サンフランシスコで1月15日(現地時間)に開幕した「Macworld Conference & Expo 2008」。このイベントの開幕を飾る基調講演で、米Apple社のスティーブ・ジョブズCEOは、超薄型のモバイルノート「MacBook Air」や、「iTunes Store」での映画のレンタルサービスなどを発表した。昨年度は携帯電話の「iPhone」を発表。今年も世界中のIT業界の注目が集まっていた。

日本時間16日午前2時頃から始まったジョブズ氏の基調講演は、夜が明けて午前10時から、東京・銀座の直営店「Apple Store」で報道関係者向けにビデオ上映された。まずは、その基調講演の内容の一部を紹介。続いて、「MacBook Air」の実機に触れての感想などをお伝えしよう。

スティーブ・ジョブズCEOによる注目のMacworld基調講演

ジョブズ氏はまず、最新OS「Mac OS X 10.5 Leopard」の販売本数が、07年10月26日の販売開始から最初の3か月で500万本に達したと報告。次に、マイクロソフトから統合オフィスソフト「Office 2008 for Mac」が同日から出荷開始になったと話した。これにより、主要ソフトがすべて、インテル製CPUを搭載したMacでネイティブに動作するようになり、「Leopard」を使う環境が整ったとまとめた。

ジョブズ氏は、「今日は4つのお知らせがある」と前置きして話を続けた。1番目は、「Leopard」に搭載されている自動バックアップ機能「Time Machine」に最適化されたストレージ製品「Time Capsule(タイムカプセル)」の発表。これは、IEEE802.11n対応の無線LANルータ「AirPort Extremeベースステーション」とHDDを一体化したもの。HDD容量500GBと1TBの2タイプを用意し、2月から出荷を開始する。価格は500GBモデルが3万5800円、1TBモデルが5万9800円。

2番目は「iPhone」について。iPhone用のアプリを作成できるソフトウェア開発キットを2月後半に公開するほか、iPhoneに新たにいくつかの機能を追加すると発表した。新機能は、「Maps」での位置情報のサポート、Web clip(ホーム画面に直接ウェブサイトのブックマークを配置できる)機能、SMS同報機能の追加など。また、ビデオ再生時のチャプター、字幕、多言語をサポートし、音楽再生時の歌詞表示も可能になる。

これらの機能は、今後発売されるiPhoneは最初から、既存のiPhoneユーザーは無償のソフトウェアアップデートを適用すると利用できる。一方、iPhoneと同じインターフェイスを採用する「iPod touch」は、ソフトウェアをアップグレード。価格据え置きのまま、新たにMail、Maps、Stocks、Notes、Weatherの5つのアプリを追加する。これらの新アプリは、既存のiPod touchユーザーも、2480円でダウンロード購入することができる。

iTunes Storeで映画のレンタル開始、08年中にはワールドワイドで展開

3番目は、音楽・動画配信ストアの「iTunes Store」に関する話だった。iTunes Storeでは、これまでに40億曲を販売。昨年末のクリスマスシーズンには、たった1日で2000万曲を販売した日もあったという。テレビ番組は1億2500万本、映画は700万本を販売した。

「そのiTunes Storeで、映画のレンタルを開始する」とジョブズ氏は発表。参加する映画会社は、Touc hstone、MGM、Miramax、Lions Gate、Fox、Warner Brothers、Walt Disney、Paramount、Universal、Sony picturesといったハリウッドの主な映画会社がズラリと顔をそろえた。北米でのレンタル開始は同日からで、ラインアップは2月末には1000タイトル以上となる予定。価格は、旧作品が2.99ドル、新作が3.99ドル。

レンタル期間は30日間だが、いったん視聴を始めると、視聴可能時間は24時間以内となる。ただし、24時間以内であれば、何度でも繰り返し視聴できる。もちろん、iPodに転送して視聴することも可能。当初は米国のみのサービスだが、08年中にはワールドワイドで展開する予定という。気になるのは日本での開始時期。日本法人のアップルジャパンに確認したところ、現時点では「ワールドワイドでの展開が08年中」ということ以外、アナウンスできることはないとのことだ。

●新Apple TVで、理想のセットトップボックスに再チャレンジ

iTunes Store」での映画レンタルサービスの開始にあわせて、昨年発売した「Apple TV」のソフトウェアも一新した。新しいApple TVでは、MacやPCを介さずに直接「iTunes Store」にアクセスし、レンタルした映画を家庭のテレビで再生することができる、DVDクオリティの作品のほか、「Apple TV」では、HD画質、ドルビー5.1chサラウンドの作品も見ることができる。HDバージョンの映画レンタルは2月末に開始予定で、レンタル料は旧作が3.99ドル、新作が4.99ドル。なお、既存のApple TVユーザーに対しては、今月中に新しいソフトウェアを自動ダウンロードによって無償で提供する。

ここで、iTunes Storeでの映画レンタルに最初に合意した20世紀Foxの会長兼CEOのジム・ジアノプロス氏がステージに登場。「iTunes Storeでの画期的な映画レンタルによって、より多くの人に映画を楽しんでいただくための選択肢を増やすことができた」と讃辞を贈った。

●封筒にだって入る世界最薄のノートPC、MacBook Air登場

そして、いよいよ4番目に発表されたのが、超スリムな「MacBook Air」である。ジョブズは、「MacBook Airとは何か? 一言でいえば、世界でもっとも薄いノートPCだ。封筒にだって入る」と言って、本当に封筒からMacBook Airを取り出してみせた。

MacBook Air」は、最薄部でわずか0.4cm、最も厚い部分でも1.94cm、重さは1.36kgと薄型・軽量のアップル初の本格的なモバイルノートだ。光学ドライブは搭載せず、LEDバックライトを採用した解像度1280×800ピクセルの13.3インチワイドの液晶ディスプレイを搭載し、フルサイズのキーボードはバックライトも備えている。CPUには、現行より60%も小型化したインテル製のCore 2 Duo 1.6GHzを標準で搭載し、オプションで1.8GHzに変更することもできる。

内蔵HDDは1.8インチタイプで容量は80GBだが、オプションで64GBのソリッドステートドライブ(SSD)に変更できる。メモリは2GB。外部インターフェイスはUSB2.0ポート、Micro-DVIのビデオポート、オーディオ出力ポートの3つに絞っており、ワイヤレス機能はIEEE802.11nとBluetooth 2.1 +EDRに対応する。価格は標準構成で22万9800円。同日から販売を開始し、2週間後から順次出荷する予定。

ここではインテルのCEO、ポール・オッテリーニ氏がステージに登場。「Appleの技術陣はなんとも困難な要望を出した。しかし、それに応えることで、我々はすばらしい製品を送り出すことができた。このCore 2 Duoプロセッサの厚さは5セント硬貨ほど、重さは10セント硬貨ほどだ」と、MacBook AirのCPUを手にとって見せ、それをジョブズ氏にプレゼントした。

●超スリムボディにメモリもバッテリも内蔵

基調講演のビデオ上映が終わった午後、引き続きApple Store銀座で、日本法人のアップルジャパンによるマスコミ向けの製品説明会が行われた。限られた時間、しかも発売前の製品とあって、あまり踏み込んだ話は聞けなかったが、その説明会でわかったことをお伝えしよう。

MacBook Air」に搭載されるCPUは、コア部分は標準のCore 2 Duoだが、ダイサイズがMacBook Air用に縮小されている。現在のところはMacBook Air専用で、今後、インテルが他のPCメーカーにも同タイプのCPUを供給するのかどうかは、明らかにされていない。

MacBook Airのメモリ2GBは基盤に直付けされており、バッテリーも本体に内蔵されている。このため、ユーザーの手で増設や交換はできず、BTOオプションにも「メモリの増設」などはない。ただし、バッテリーはアップルに依頼すれば、実費1万5800円で交換できるそうだ。

MacBook Airの機能面での最大の特徴は、iPhoneiPod touchのように、指の動きによるさまざまな操作が可能な大型の「トラックパッド」だ。ピンチ、回転、スワイプなどのマルチタッチジェスチャーによる操作は、いまのところApple純正ソフトのみ利用できる。他のソフトでも利用できるようになるかどうかは、現時点では不明。OSのアップデートなどで、既存のMacBook、MacBook Proのタッチパッドでも同じくマルチタッチジェスチャーが可能になるのかどうかについても、今日のところは明らかにはされなかった。

●Windows PCからソフトをインストールできる!

MacBook Airには光学ドライブが搭載されていないため、ソフトのインストールなどを行う場合は、「Remote Disc」機能を使って行うことになる。これは、MacBook Airに付属する専用ソフトを近くの無線LAN対応のMacまたはPCにインストールすることで、そのマシンの光学ドライブをワイヤレスで、あたかもMacBook Air内蔵の光学ドライブのように利用できるようにする機能。通常、Windowsマシンでは、Mac専用ソフトのインストールCDやDVDは認識されないのだが、このRemote Disc機能を使えば問題なくインストールできるというスグレモノだ。極めて便利なRemote Disc機能だが、今後、光学ドライブを内蔵した他のMacにも提供されるかどうかは、いまのところ未定だという。

同時に発表された新製品「Time Capsule」についても触れておこう。IEEE802.11nに対応した無線LANのAPとHDDを一体化した「Time Capsule」は、ごく簡単な設定だけでLeopard搭載のMacとワイヤレス接続でき、内蔵HDDを「Time Machine」のバックアップ先として利用できる。MacBookなどノート製品は、外付けHDDをケーブルで接続するのが面倒なので、バックアップ用HDDがワイヤレスで使えるのは実に便利だろう。Time Capsuleの内蔵HDDは、一般的なネットワークストレージとしても使用することができる。ただし、NASの機能などは搭載していないそうだ。

●総アルミボディで剛性感が高く、かなりモバイル向き

「小型軽量のサブノートが発表されるのでは?」といった事前の噂もあったが、MacBook Airはフルサイズのスクリーンとキーボードを備えており、薄さはともかく、底面積はA4用紙とほぼ同じで、サブノートと呼ぶには正直、やや大きい。アップルでも、MacBook Airを必ずしもサブノートとは位置づけていないようだ。ホームユースならMacBook、プロユースならMacBook Pro、そしてモバイルユースならMacBook Airと、選択肢が2つから3つに増えたことで、製品ラインに厚みが出た。

実際、モバイルで使うとなると、本体の剛性感なども気になるところだが、外装にはMacBook Proと同じアルミが使われており、触ってみた感じでは、ねじれやたわみにはかなり強そうな印象を持った。日本製の超薄型ノートPCに比べても、剛性感は高そうだ。ただ、画面が大きい分、ディスプレイ背面の1点に集中して圧力が加わるようなことがあると、危険かもしれない。

キーボード、ディスプレイともにフルサイズというのは、作業効率の面では歓迎できるし、何しろ世界最薄というのは、カバンに入れて持ち歩く上では大きなアドバンテージとなる。そういう使用シーンを思い浮かべると、MacBook Airは、なるほどモバイルに最適なノートと言えそうだ。あとは、無線LANには対応しているとはいえ、有線LANポートやメディアスロットすらない拡張性の少なさ、複数のバッテリー交換しながら長時間使用できない点、そして標準構成で20万を超える価格との折り合いをつけられるかどうかが焦点だろうか。

asahi.comより)

iPod shuffleが2005年度グッドデザイン賞に選ばれた際、その圧倒的な機能美に改めて深い感銘を受けたものであるが、MacBook Airは世界にそれ以上の衝撃を与えるかもしれない。

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