エンジェル投資総研ブログ集16
前回は学校現場から教育問題を考えてみました。それでは、戦前には学力の低下や学級崩壊という問題はなかったのでしょうか? 少なくとも学級崩壊するという不道徳な行為はなかったようです。なぜでしょう?
それは、何が正しいのかという徳目が日本人全体に浸透していたからです。その徳目を定めたものが「教育勅語」です。以下教育勅語12項目を列挙いたします。
1 親に孝養をつくしましょう(孝行)
2 兄弟・姉妹は仲良くしましょう(友愛)
3 夫婦はいつも仲むつまじくしましょう(夫婦の和)
4 友だちはお互いに信じあって付き合いましょう(朋友の信)
5 自分の言動をつつしみましょう(謙遜)
6 広く全ての人に愛の手をさしのべましょう(博愛)
7 勉学に励み職業を身につけましょう(修業習学)
8 知識を養い才能を伸ばしましょう(知能啓発)
9 人格の向上につとめましょう(徳器成就)
10 広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう(公益世務)
11 法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう(遵法)
12 正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう(義勇)
この教育勅語は、戦後すぐ軍国主義につながる思想であるとしてGHQにより廃止されました。しかし、どの項目を見ても軍国主義につながるような思想ではありません。
この教育勅語という徳目は、現在のラジオ体操のように各小学校で必ず暗唱させられていました。ラジオ体操ができない日本人がいないのと同じように、こうした徳目を守れない日本人もいなかったものと考えられます。
教育とは、何を伝えるのかということが最も大切です。つまり、自社のドメインを発揮するために社員の精神と能力の教育をすることが経営であるといいかえられます。
社員の模範となるのは経営理念、そして社長ご自身ではないでしょうか。
水落雄一郎
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