エンジェル投資総研ブログ集14
起業家の皆さんは、社会に新しい価値を提供されようとしていらっしゃるのではないでしょうか。それでは「価値」とはいったい何なのでしょうか。
皆さんにとりまして「水」と「宝石」はどちらが価値が高いでしょうか。水は生きるために必要不可欠なもので存在価値は高いが低廉な価格で手に入れることができます。しかし、宝石は生きるためには全く意味のないものなのに対して価格は高価なものになっています。ここで「価値」とはいったい何になのかということが疑問となってまいります。「価値」を生み出すには4つの背景があります。論理的価値(真)、道徳的価値(善)、美的価値(美)、宗教的価値(聖)と呼ばれるものです。このうち、宗教的価値ともなる精神的価値に関しては特に明らかではありませんが、真・善・美の3つの価値は客観的に図ることができるもので、これら3つの価値の客観性を「妥当性」と言います。
つまり、人間は論理的かつ道徳的かつ美的かつ精神的なものに対して価値を見出し、手に入れるために対価を支払うということになります。
起業するに当たり、新規性、市場性、将来性が必要であるということは以前のブログでも触れました。しかし、その必要条件の中に価値があり、妥当性がなければなりません。妥当性とは客観的なものです。ですから市場の心理を聞き、妥当性の判断をする必要があります。妥当性のないものには価値がありません。今一度自社の事業の妥当性を考えてみてみるのはいかがでしょうか。
水落雄一郎
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