エンジェル投資総研ブログ集5
起業され社業を拡大される上で必ず必要になってくるものが、「社員の教育」です。それではどのようにすれば、従業員の職務に対する動機と能力を高めていくことができるのでしょうか。
その前に、社員の能力とはどのように計ればいいのでしょうか。能力には3段階あります。その職務を全うするために必要な「テクニカルスキル」。職務をチームで全うするために必要な「ヒューマンスキル」。職務全うでどのような社会的貢献ができるのかを広く説明できる「コンセプチュアルスキル」の3つです。このスキルは経営者も含めてどの社員にも必要になってくるスキルですが、社員のポジション、経験に応じて必要な能力は変わってきます。一般の社員でもっとも必要なスキルはテクニカルスキルです。自身の業務をまず全うできるかというところが最も重要なスキルになってまいります。チームリーダークラスになると必要なるスキルが、ヒューマンスキルです。チーム全体の成果を最大限にするため、チームメンバーのフォローをするために必要な能力です。最後に経営者クラスに必要なるスキルが、コンセプチュアルスキルです。社員一人ひとりの活動がどのように社会にとって尊いものなのか、社員、顧客、株主に説明する必要があります。
コンセプチュアルスキルを除いて、テクニカル、ヒューマンスキルはどのように磨いていけばいいのでしょうか。
企業に応じて教育の方針は異なるでしょうが、人を動かす(=動機付け)ということに関しては2つの要因があります。1つ目は部下を信頼し自身の目標を達成できる土壌を作ること、2つ目はその目標達成に応じて報酬を支払うことです。
やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ。
これは、旧大日本帝国海軍 山本五十六元帥の言葉です。この言葉の意味するところは、教育において最も重要なことは、まず教育する側がきちんとやってみせるということです。そうすることで部下により信頼され、まねをしたいと部下が考えるようになり、真似てみた結果、ほめられることにより、人は動くということです。
まずは自分がやってみせるということが重要でしょう。
水落雄一郎
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