ワンクリックでWebが共有できるSlingpage(ベータ利用に500名様ご招待)

Webに“スティッキーノート”を残し、みんな見れるようにする、というアイディアはもう何度も試されたが一度もブレイクには至ってない。このアイディアで起業した「Third Voice」も1990年代末のドットバブル崩壊とともにドットボンブ(ドット自爆)となったし、次に出たActiveweaveの「Stickis」も後塵の「BlogRovr」アプリのために、このアイディアを放り出した(「BlogRovr」は先日BuzzLogicが買収)。このアイディア実現にはWebページやWebのコメントを瞬時に共有できるソーシャルな手法が欠かせない要素なのだが、それはまだ出ていない。

そこに「もっと良いアプローチを見つけた」と言って登場したのがフロリダのスタートアップ「Slingpage」である。ここのアプリでは気になるWebページを友だちにワンクリックで“sling(スリング=吊り下げる)”し、それについてチャットしたり、スティッキーノートを注釈に付けて楽しめる。このほどステルスモードから非公開ベータになったのを機にTechCrunch読者先着500名様を招待してくれた。ご希望の方はこちらでサインアップできる(警告:お申し込みにはIEバージョン6以上搭載のWindowsが必要)。

バーチャルのスティッキーノートをWebページに残せる機能も「どこそこに行って楽しめ」と誰か伝えることができないと意味がないようなところもある。SlingpageはDiigo、Fleckなど最も新しいWeb注釈スタートアップ群に入る格好だが、こうした今の会社は共有機能と“フレンドキャスティング”機能をサービスに加えている。Slingpageでは自分の連絡先リストの人になら誰でもWebページをすぐ送ってチャットが開始できる。

SlinpageはIEの拡張機能で、Firefox版も近日登場予定という。Outllook、Gmail、Facebook、Yahooから連絡先はインポートできるほか、1度に1人ずつ追加するのが面倒じゃないなら自分の連絡先リストももちろん構築できる。Webページをsling(スリング)できる相手は、このアプリをインストールした人だけ。同社ではアプリがもっとバイラルに広まるよう、メールにSlingを送る「Sling-to-email」機能も開発中だ。SlingpageではページをFacebookの連絡先にSlingすると、そのメッセージは相手方のフィードに流れて表示される。さらに一般公開のSlingcastを作成し、自分が特定トピ周辺で集めたURLをそこにフィードで流すこともできる。

「Sling1つ1つが投票になるんです、その気になればね」-(Schwabに買収されるまで)WIT Soundview元ハイテクバンカーを務めた同社CEO Peter Weinbergはこう語る。その意味ではSlingpageにはStumbleUponや del.icio.usのような要素も少しある。会員はURLを保存・共有できるのだが直ちに行えてしまうところが違いだろう。

あるページを“Sling”すると、受け手のスクリーン右下に小さな別窓が開く。Slingしたページはすべて保存されるので、メールやIMで送ったリンクよりずっと簡単に探せる。Slingpageの本社はフロリダ州Esteroにある。エンジェル投資で$2.2M(220万ドル)調達済み。サービス運営は広告収入でカバーする。

それにしてもWebページの共有・管理でStumbleUponやdel.icio.usより優れたソリューションという部分には、まだ納得がいかない。Firefox対応版がないことは、新アプリを真っ先に試す可能性が最も高いWebサーファー集団を無視していることになるしね。ユーザーがWeb上どこでもSlingcastsが配信できるようウィジェット戦略も立てなきゃならないし、Slingcastの利用購読者自身話題にしたいページに自分でノートを残して反応できるよう、そちらのメカニズムも改善する必要がある(これは既に実現に向け作業中)。

(TechCrunchより)

にほんブログ村 エンジェル投資家
人気ブログランキングへ

エンジェル投資総研は、シードマネー集めに難航している起業家に対し、投資・融資をしてくれるエンジェル投資家を募集し、出会いの場を創出しています。
スタートアップ期における創業資金調達先として、大口融資高額融資エンジェル投資総研をご利用頂き、アーリーステージからの脱却を図ってください。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: ワンクリックでWebが共有できるSlingpage(ベータ利用に500名様ご招待)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.angel-laboratory.com/blog/mt-tb.cgi/180

コメントする

このブログ記事について

このページは、が2008年7月21日 00:37に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「音楽用Twitter」です。

次のブログ記事は「新入社員の指導にエルダー制度 > 「誰が」をしっかりと決めること」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。