Skydeckは携帯通話記録を解析してユーザーのソーシャルな関係を教えてくれる―500人をプライベート・ベータに招待
「ユーザーの携帯の中にいちばん重要なSNSが眠っている」とSkydeckのCEO Jason Devittは主張する。彼は、Skydeckを利用して携帯の料金請求書を有用な情報に変えるという一見不可能な作業を試みている。ユーザーはSkydeckに携帯の料金アカウントへのログイン情報を伝える。Skydeckは通話情報をスクレイプしてアドレス帳と照合し、通話先の番号を名前に変換する。ユーザーは通話記録をちょうどeメールのヘッダーのように読むことができるようになる。(携帯の通話記録の利用に関してはXobniに似ている。)。Skydeckは通話相手の関係で、誰がいちばん重要かを通話回数を元に教えてくれる。さらにその関係でどちらがイニシアチブをとっているかも判断する。
プライベート・ベータは(米国時間3/24)ローンチした。読者の先着500人がベータ・テストに招待されている。サインアップはここから(「どこでSkydeckのことを知りましたか?」という欄に「TechCrunch」と入力すればよい)。
Devittはこう説明している。
現在、携帯の通話記録には情報の透明性がまったくない。われわれはこの情報を利用しやすい形に変換することで市場を作りだそうとしている。ユーザーの通話記録はすべて携帯の中に入っている。われわれはその情報を取り出してアドレス帳と照合して、誰との関係がどのくらい重要なのかをユーザーに知らせる。
Skydeckが通話記録を分かりやすい形に処理した後、ユーザーは通話にタグづけするなど、いろいろ興味深い利用が可能だ。仕事上の通話にすべて「ビジネス」とタグをつければそのままで経費明細ができる。通話を名前、日付、通話時間、料金でソートすることもできる。Skydeckを利用するとユーザーの通話記録がメールの記録と同様簡単に検索できるようになる。また携帯キャリヤとの契約に照らして今月あと何分無料通話がかけられるか教えてくれるFirefoxプラグインも用意されている。
Skydeckはこの2月に$1M(100万ドル)をエンジェル投資家から調達している。一般ユーザーのこのサービスの利用は無料。Devittは携帯通話料金管理サービスなど中小企業向けの有料プレミア・サービスで収益化を図ろうとしている。またこのサービスを利用してボイスメールの音声認識によるテキスト化サービスなど、他のサービスをプロモーションすることもできると考えている。
Devittは、アドレス帳に載っていない番号の逆引きなど、多くの機能やサービスを将来追加していく計画だ。ここでいちばんの狙いは、アドレス帳のデータを再編成して逆に携帯へインポートしてくることだ。単にアルファベット順に並べるだけでは芸がない、とDevittは言う(残念ながらまだこの機能はサポートされていない)。DevittはまたSkydeckが解析したユーザーの携帯ネットワーク情報をオンラインSNSと結びつける方法を考えてる。これで誰が本当の友達かが一目で分かるはず―つまり実際にいちばんよく話し合っている相手がそれだ。
このサービスには注目しておいてよいだろう。Devittはこれ以前にVindigo(携帯版シティーガイド)を創立している。Devittはなかなか鼻っ柱の強い起業家で、昨年9月に携帯用無線周波数のオープン・アクセスの重要性について彼が議会で証言した下のビデオを見てもそのことが見てとれる。
(TechCrunchより)
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