起業のデメリットを考える

起業は格好いい?
自分の周りで「起業しました!」という友人・知人が出てき始めると、なんだか自分も起業しなきゃという気分になってきます。
その友達がやりがいについて語ったりすると尚更でしょう。

起業の魅力って?
なんといっても起業・独立の一番の魅力は、「好きな分野で自分を生かして仕事ができる」こと。
苦手な上司に振り回されることも無く、意図しない部署への転籍もなく、精神的な充実感はサラリーマン時代と比較になりません。
そして、自分の活動した結果が顕著に現れ、それが自分の取り分などの成果となります。
「社長」や「取締役」といった名刺の肩書きも格好よく見えてしまいます。

起業の実情
しかし、起業ってそんな簡単なものなのでしょうか?一見華やかに見えるメリットだけではありません。多くのデメリットもあります。中でも、覚悟を決めることが多くあると思います。


起業には覚悟が必要:サラリーマンとの違いについて
華やかに見える起業デメリットについて見て行きましょう。

自分の働きが全て
独立するともう会社組織に依存はできません。ある部署が利益を上げていたから、自分の部署が赤字でも会社自体は何とかなったなんて経験はないですか? 立ち上げ当初の会社では、すべてが自分。まずこのようなことは許されません。つまり自分自身の力で稼ぎ、生活していく必要があります。

お金
まずは資本金。投資家を見つけて出資してもらうにしても、ある程度自分で負担することも必要です。そしてそのお金は一度資本に入れてしまうと他の人に株を売らない限り動かせません。また資本金だけではなく、色々な立替え金も発生します。私のケースでは、特に会社を立上げ段階のPC購入や備品購入は実績も無く買掛けできず、前払いを求められることが多くありました。会社口座から都度引き出すことも可能でしょうが、なかなかそうも行かず結構な額の立替が必要になりました。私の場合は100万近くの立替が発生しました。

収入に関しては、自分の仕事の出来高により変わってきます。そのお金もあなたの事業の収入であり、あなたの生活費ではありません。仕入や経費の管理は当然のこと、自分に今どれだけキャッシュがあるのかも管理が必要です。

ワークライフバランス
何とかして獲得したい、または関係を維持したいお客様との関係。立ち上げたばかりの会社が信頼を勝ち取るためには、熱意と成果を見せるしかありません。自分の生活のため、事業の継続のため、事業を拡大するために売上は必要です。その売上を追求すると自分の生活時間は削られていきます。
多くの起業家が「最初の数年はほとんど休みが取れなかった」といいます。
私も残念ながら例外ではない状況。完全な休みは年間10日もないかもしれません。週2日土日決まって休みが欲しいのなら、サラリーマンを続ける方が無難です。

先行きが見えなくなる不安
正直、どれだけ自分が稼いでいけるか? 今後事業が軌道に乗るのか? いつまでこの忙しさが続くのか?などなど、本当に色々な不安に直面します。売上が減ってきてもキャッシュフローに悩まされます。また立上げ当初の人数の少ない段階では、一人の退職でも事業の進捗がストップする場合もあります。
こんなに不安だらけなのに、自分がトップに立ってしまうと相談相手がなかなかいなくなります。ある程度の事業が軌道に乗るまで、このような精神的不安と常に戦いながら事業の立上げを行っていく必要があります。

自分管理
最後に自分の管理。自分が起業して一番思うのは「体が資本であること」。代表者がいなくなっては小さい会社は事業を継続できないのです。とにかく元気でいる必要があります。そして上記でもあげましたが自分のお金と会社のお金が区別できる事。そんな会社がうまく事業を続けていくことができないのは皆さんも容易に想像がつくでしょう。

まとめ
「隣の芝生は青い」ではありませんが、一見いいことだらけに見える起業には多くのデメリットがあります。
自分がこれだけのデメリットをクリアできるのかまずは考えてみてください。
今回はなんだか怖そうなことばかり書いてしまいましたが、こんな不安もひとつの試練と楽しく感じています。

(All Aboutより)

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このページは、が2008年3月23日 06:08に書いたブログ記事です。

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