日本をよくするために
ベンチャー投資を日本で行ってきたときから、日本経済の弱点を感じていましたが、外から日本を見ていると、本当にこの先大丈夫?と考えてしまいます。
何を危惧しているか?というと、
自分たちはずっと一流の豊かな国でいられる
と官僚も政治家も国民も潜在的に思っているのではないか?という点です。
今、世界の主流産業のトップ企業は、かつては誰も相手にしなかったベンチャー企業だったのです。
アップルにしてもマイクロソフトにしても、トヨタやキャノンにしても当たり前ですが、創業時はベンチャー企業でした。
資金不足や人材不足で経営危機に陥ったこともあります。
日本を代表する企業も戦後、新しいマーケットが拡大したり、環境が変化したことに上手に対応して生き残ったから、今日があるのです。
こういう言い方をする人がいます。
半導体などで台湾やシンガポール、韓国の企業がトップにシェアにjなっても技術はすべて日本のもの、半導体を製造したり検査したりする技術は日本のもの
アジアの企業はいつまでたっても日本には追いつけない。
そういって安心したい気持ちはわかりますが、安心の上に安住している経営者は決して生き残れないのです。
幸い半導体製造装置や検査装置を作っている企業は、シンガポールで次世代半導体の研究開発に参加しています。
産業というのは成長すればするほど、細分化して新しい市場が生まれます。
家電のデジタル化が進めば、半導体もさらに進化していきます。
半導体などでは、デザイン・回路設計やシリコン製造などあらゆる分野に専門企業が生まれ、協業で次世代の製品を作るようになっています。
そういった企業群は横綱級としては、インテル(米国)TSC(台湾)サムソン電子(韓国)チャータードセミコンダクター(シンガポール)が有名ですが、ヨーロッパやシリコンバレーにも専門企業が沢山成長しています。
産業の巨大化と細分化というのは医薬の世界で同様で、研究開発の実験や治験部門だけを行う会社が急成長しています。
投資という視点で見れば、産業が変化していくなで勢力を得ていくような企業へ投資すれば、成功する投資が行えるといえます。
しかしその変化を読み解くことが難しい、世界中の投資家は産業構造の変化を観察しているといっても過言ではありません。
さて話を日本に戻すと、企業の活力が思いっきり低減しているのが気になります。
これは金融機関や証券会社、財務省や経産省の企業育成への取り組みに問題があると思います。
10年以上も前から日本のベンチャーキャピタルは、<投資理念>というものを持たなかった。
売上・利益が合格基準になるような企業へ投資しました。
そのため、数年前からIPOしている企業はこじんまりとした内需企業しかIPOしていません。
アメリカのビジネスモデルを真似して日本でガリバー企業になったり、金の力で企業買収してやみくもに巨大財閥を構築しても、海外投資家は、短期の金儲け投資でなら興味を持ちましょうが、長期保有はしないと思います。
人口が減る社会というと先行きが暗くなりますが、ヨーロッパでは少ない人口でも豊かな社会を築いている国は沢山あります。
日本発の世界ベンチャーを若い人は是非目指して欲しいです。
また10年先を見て、失敗覚悟で若いベンチャーに投資する本物のエンジェル投資家や証券会社の経営者はいないのでしょうか?
現在の日本は大困難に当たって、口だけの政治家や官僚やタレントが目立とうとして騒いでいるだけです。
古の言葉に、
困、亨、貞、大人吉、无咎、有言不信、
困は、亨る、貞しかるべし。
大人は吉、咎无。
言うこと有れども信ぜられじ、
困難のときに当たっては、大人(人格者、徳のある人間)はじっくり時間をかけて曲面の打開に立ち向かう。とあります。
逆境のときには小人はあわてふためき、騒ぎたて、非難し、弁解するが、世間はそういうことを言っても、信用しない。
だから大人は物言わず、ひたすら謙虚に問題の解決に当たる
そんな意味です。
社会保障の不手際に際して、批判するマスコミも、大見得を切って約束をした大臣も、小人だ、ということになります。
政治家や官僚も腐っているとはいえ、時局を待ち自分にチャンスが来るのをじっと待っている大人もいると、信じたいです。
さて一般人の意識も(私自身の反省を含めて)変わる必要があります。
政治やマスコミは国民の心の鏡です。
一般人が不正や歪みを決して許さない強い決意が必要だと思います。
最近高知県で白バイとバスが衝突して、白バイの隊員が死亡した事件で、警察が証拠を偽造した疑惑が出てきます。
判決ではバスの運転手が「止まっていた」と証言していますが、警察側が出した証拠は急ブレーキを踏んだあと。
地裁の判決は有罪だったのですが、このバスに乗っていた生徒の証言と事故調査書の提出を高裁に申請したのですが、この申請そのものを却下。
こんなことがあっていいのか?ということが進行しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/satoshi531mt/38675036.html
駄目だ駄目だといっていても何も変わりません。
やはり個人の行動が大切。
中国だったら暴動が起きます。
(荒井裕之のアジア株真剣勝負より)
エンジェル投資総研は、シードマネー集めに難航している起業家に対し、投資・融資をしてくれるエンジェル投資家を募集し、出会いの場を創出しています。
スタートアップ期における創業資金調達先として、大口融資・高額融資のエンジェル投資総研をご利用頂き、アーリーステージからの脱却を図ってください。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 日本をよくするために
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.angel-laboratory.com/blog/mt-tb.cgi/32















コメントする